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AI設定 ​

これらの設定は、あなたの体験を支えるAIモデルとその挙動を制御します。すべてのワールドにグローバルに適用されます。設定 > AI構成から見つけられます。

モデルを選ぶ ​

Yuminaは4つのコスト階層にわたって厳選されたモデルラインナップを提供しています。

階層例備考
BudgetYumina Free、Gemini 2.5 Flash Lite、DeepSeek V4 Flash、DeepSeek V3.2、Claude 3 Haikuカジュアルプレイに適しています。Claude 3 Haikuはプラットフォームのデフォルトです(平均 ~5マッシュ/メッセージ)。
StandardGemini 3.1 Flash Lite、Gemini 2.5 Flash、Gemini 3 Flash、DeepSeek V4 Proより高品質な文章と指示への追従性。
PremiumClaude Haiku 4.5、Grok 4.20、Gemini 3.1 Proキャラクター造形と物語の一貫性が明らかに向上。Goldプラン以上が必要です。
UltraClaude Sonnet 4.6、Claude Opus 4.7利用可能な最高品質の文章。Platinumプラン以上が必要です。

階層が高いほど応答あたりのマッシュ消費は増えますが、より良い文章が得られます。迷ったら、まずデフォルト(Claude 3 Haiku)から始めて、そこから試してみてください。

最近の変更点

  • Claude 3 Haikuが新しいデフォルトモデルになりました(廃止されたGrok 4.1 Fastに代わって)。
  • DeepSeek V4 FlashがBudget階層に新価格で追加されました。
  • モデルピッカーには色付きのコスト階層ドット(エメラルド = Budget、ブルー = Standard、パープル = Premium、アンバー = Ultra)が表示され、ラインナップを一目で確認できます。

ピン留めモデル ​

モデルピッカーでの素早いアクセスのため、最大8つのモデルをピン留めできます。デフォルトでは4つがピン留めされています。設定 > AI構成 > マイモデルでピン留めを管理できます。ピン留めしたモデルをクリックすると、デフォルトとして設定できます。

最近使用したモデル ​

最近使用したモデルは、ピン留めリストの下に表示されます(まだピン留めされていない場合)。そこからピン留めもできます。

ストーリー記憶と、AI が実際に見ているもの ​

設定の話に入る前に、AI が毎回なにを見て、なにを覚えているのかを簡単に説明させてください。これを知っていると、あの数字の意味がぐっと分かりやすくなります。下は、あなたがメッセージを送るたびに AI が見ているものの、ごく簡略化した例です。

// ——  World setup ——
[lore 1: AI Instruction]
You're the narrator of this survival horror game. Cold and
restrained in tone, you never decide the player's actions for them.

[lore 2: World Settings]
The long-abandoned Matsuzaki Sanatorium, sealed off in the winter of 1987.

// —— Conversation history ——
[user]
I push the door open

[assistant]
A hand grabs your wrist — the skin unnaturally cold...

[user]
I drink the potion

世界設定、つまりロアブックは作者が決めるものです。作者はここで世界の設定と AI への全体的な指示を書きます。大きさは固定です。会話履歴のほうは、あなたが AI と話していくうちに少しずつ積み上がっていく部分です。リクエストを送るたびに、AI は基本的にロアブックと会話履歴をもう一度、頭から読み直しています。ターン間の記憶がないので、毎回まるごと読み直しているわけです。

さて、AI プロバイダの課金は入力トークンが増えるほど高くなります。つまり会話履歴が長いほど請求も増えます。遊ぶ時間が長くなるほど 1 ターンあたりのマッシュ消費が上がって見えるのは、これが理由です。長く遊んだ罰金ではなく、単に読む文章が増えているだけです。

理想を言えば、AI には毎ターン、過去に起きたことすべてと完全なロアブックを見ていてほしいですし、そうすれば何も忘れません。ただ現実には、コストとモデル自身のコンテキスト上限があるため、この量を無限に積み上げることはできません。だから設定画面とプロフィールページにこの項目があります。やっていることは基本的に、送信する量に上限をかけつつ、ロアブックは常に丸ごと残す、ということです。作者が作った世界が削られることはありません。

そのぶん、会話が進むにつれて AI は本当に最初のほうの話を少しずつ忘れていきます。ただ幸いなことに、物語が進んだ段階では、良い続きを書くのに冒頭の情報がそれほど必要ないことがほとんどです。直近の出来事はちゃんと覚えているからです。とはいえ品質に響いて煩わしいこともあります。そのためにセッション記憶とストーリー要約があります。古い会話を捨てるのではなく要約して残すので、失われるのは一字一句であって、起きた出来事ではありません。

では、実際にどう設定するのが良いのでしょうか。予算があるなら上限いっぱいにすればいい、と思う方もいるかもしれませんが、これは間違いです。会話履歴が長くなりすぎると、かえって AI の注意が散り、本当に見るべきもの、たとえばロアブックや直前のやり取りから逸れていきます。小さいモデルほどこの問題は顕著です。ですので予算に関係なく、全員に下げることをおすすめしています。

設定するのはストーリー記憶、つまり会話のうちそのまま保持される部分です。記憶拡張と併用して 12,000 から 24,000 のあいだをおすすめします。既定値は 16,000 です。普通の世界なら、こちらの中くらいのロアブックが約 7,500 トークンなので、7,500 + 15,000 でおよそ 22,500、そのうち 15,000 はすべて物語です。世界が大きくなればロアブック側が増えて合計も増えますが、ストーリー記憶はあなたが決めた数字のままです。設定を二つに分けたのは、まさにこのためです。ひとつは世界のためでプランが負担し、もうひとつは物語のためであなたが決めます。

プラン上限について。ロアブック側は無料プランで 64,000 トークン、ゴールドで 96,000 が上限です。プラチナ以上は削られません。自分の API キーを使う場合は、どのプランでも上限なしです。

創造性(temperature) ​

temperatureスライダーはAIの応答のランダムさ・創造性を制御します。

  • 低め(0.7前後): より予測可能で、焦点が定まり、一貫性があります。戦略ゲームや精度が重要なワールドに向いています。
  • 高め(1.1〜1.2): より創造的で多様性があります。創作的な執筆や探索的なプレイに向いています。
  • デフォルト: 1.0 -- ほとんどの用途でバランスの取れた値。

設定のスライダーは0.5から1.5の範囲ですが、両端はどちらも極端です。1.3はすでにかなり高く、1.5になるとたいてい文章が崩れ始めます。0.7を下回るとモデルは明らかに機械的になります。日常的な調整は0.8〜1.2の範囲で行います。1.3を超えるのは、意図的に「タガを外した」効果を狙うときだけにしましょう。

応答の長さ(max tokens) ​

1つのAI応答の最大長を制御します。デフォルトは12,000トークンです。長く詳細な応答にしたければ増やし、短くスナップ感のあるやり取りにしたければ減らします。範囲は256〜32,768です。

推論の強さ(Reasoning effort) ​

推論をサポートするモデル(Claude、GPT-5)では、応答前のAIの「考える量」を制御します。

レベル効果
Minimal思考は最小、応答最速、コスト最低
Low軽めの推論(デフォルト)
Mediumより慎重な応答
High最も徹底的、最も遅く、コスト最高

ほとんどのロールプレイとインタラクティブフィクションではLowで十分です。AIが論理的なミスをしたり制約を忘れたりする場合は、上げてみましょう。

ストリーミング ​

オン(デフォルト)の場合、AIの応答は生成されるそばからトークン単位で表示されます。オフの場合は、生成が完了した後に応答全体が一度に表示されます。接続が不安定でない限り、オンのままにしておきましょう。

高度なサンプリングパラメーター ​

AI構成の高度なパラメータートグルの下:

パラメーターデフォルト内容
Top P1.0Nucleusサンプリング -- 候補プールを確率の高い上位P%のトークンに限定。低いほど焦点が定まる。
Frequency Penalty0.0単語の繰り返しを減らす。AIが同じ表現を繰り返すなら0.3-0.5を試す。
Presence Penalty0.0新しいトピックを促す。AIが同じアイデアを巡り続けるなら0.2-0.3を試す。
Top K0(オフ)候補トークンのハードリミット。Top Pと併用する必要は通常なし。
Min P0(オフ)最小確率閾値。Top Kよりも賢い代替手段。

鉄則: まずtemperatureを調整します。temperatureだけで問題が解決しない場合のみこれらに触れ、一度に1つずつ変更しましょう。

Bring Your Own Key(BYOK) ​

Yuminaクレジットの代わりに自分のAPIキーを使うことができます。設定 > AI構成でプライベートキーモードに切り替えてください。

対応プロバイダー:

プロバイダーキーの取得先
OpenRouteropenrouter.ai/keys -- 1つのキーで数百のモデルにアクセス可能
Anthropicconsole.anthropic.com
OpenAIplatform.openai.com
Googleaistudio.google.dev
Ollamaollama.com -- モデルをローカルで実行
カスタム(OpenAI互換)OpenAI互換のベースURLを貼り付け -- DeepSeek、xAI(Grok)、Mistral、Groq、Together、Fireworks、Moonshot、自前のプロキシなど。よく使うものはワンクリックプリセットでカバー。

セットアップ:

  1. プロバイダーのトグルをYumina APIからプライベートキーに切り替え
  2. プロバイダーを選択し、キーを入力
  3. 検証ボタンをクリックしてキーをテスト

キーは保存時に暗号化されます(AES-256-GCM)。生のキーが保存後にサーバーから返されることはありません。返ってくるのはメタデータ(プロバイダー、ラベル、マスクされた末尾)のみです。

BYOKを使うと、コンテキストサイズの上限がなくなり、プロバイダーが提供するあらゆるモデルにアクセスできます。コストはYuminaクレジットではなく、直接APIプロバイダーに支払われます。

カスタムプロンプト ​

すべてのワールドでAIの挙動を調整するための高度な機能です。設定 > AI構成の最下部にあります。

3つの位置に自分のプロンプトを挿入できます。

  • System -- システムプロンプトに挿入(最も強い効果)
  • In-Chat -- チャット履歴の中間に挿入
  • Final -- 最後、AIが応答する直前に挿入

AIが特定の挙動で常に問題を起こす(あるルールを常に忘れる、間違った言語で常に応答するなど)場合に使ってください。ほとんどのプレイヤーにとっては不要です。

プロンプトプリセット ​

すべてのワールドのクリエイターがデフォルトのプロンプトプリセットを設定します。以下から選べます。

  • クリエイター設定を使用 -- クリエイターが意図したものを使用(推奨)
  • 自分の設定を使用 -- 自分の構成で上書き

プロンプトアーキテクチャを理解していない限り、クリエイター設定のままにしておきましょう。プリセットを変えると、ワールドが分かりにくい形で壊れることがあります。